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NPO法人 葛飾区・江戸川区・地域ねこの会 ブログ

特定非営利活動法人 葛飾区・江戸川区・地域ねこの会の活動をご紹介します。
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地域猫事業:年2000匹「処分」の仙台 野良猫との共生、モデル地区苦悩 /宮城
毎日新聞 2008年4月4日 地方版

◇「世話」「手術代」、一部住民が負担−−ボランティア頼り限界
 野良猫を地域ぐるみで飼育管理する−−。仙台市が取り組むこの「地域猫」事業のモデル地区の住民がこのほど、梅原克彦市長の諮問機関「仙台市動物愛護協議会」に経過と課題を報告した。現状では一部の住民グループがふん尿管理などの世話や手術代・餌代のほとんどを負担しており、地域全体で費用負担するのは反発も根強い。人と猫が共存するという考え方をどう実現させるか。関係者は頭を悩ませている。【比嘉洋】

 市動物管理センターによると、仙台市では毎年2000匹以上の猫が「処分」されている。06年度は生後3カ月未満の子猫1811匹を含め2016匹が窒息死させられた。

 猫は1度に5〜6匹産み、餌があると急増する。土を掘ってふんをする習性があり、土が残る公園や民家の庭でふんをして「嫌われ者」になる。発情期の鳴き声も悩みの種だ。

 「地域猫」は、餌場を設定管理、ふん尿清掃などを行って迷惑動物扱いされないようにするとともに、不妊・去勢手術を実施。長期的な減少をにらみつつ、それぞれの一生を全うさせようとする考え方だ。横浜市磯子区で95年始まったこの取り組みは徐々に全国に広がっている。

 モデル地区は青葉区内で、官公庁が立地する中心部からやや離れた郊外。05年10月に引っ越してきた女性(59)らが近隣住民5〜6人でボランティア団体を創立したのが運動のきっかけとなった。これまでに30匹以上に手術を施した。費用は累計で50万円以上に上り、日曜大工で作ったいすをフリーマーケット販売して、費用の足しにするなどしている。

 市は06年2月に地域猫事業を開始。費用負担はしていないが調整役として、この地区の町内会に協力を要請。地区内6町内会のうち四つが今年度から毎年1万円ずつ支出することになった。

 だが、地域限定で続けることには「あそこなら育ててくれると思った人が猫を捨てに来るのでは」との心配がつきまとう。より広範囲に長期的に活動を行うにはボランティア頼りでは限界がある。

 環境省は生命を大切にする心の育成のため、犬や猫の「処分」を半減させる方針を定めており、県は17年度までに半減させる数値目標を定めた。今後、全県的に取り組みが求められるのは必至だ。

 同センターの岡崎博・前所長は「役立たない生き物を『処分』する発想が支配的な社会は危険だ。時間はかかるけれど、確実に野良猫の数は減っていくということをもっと理解してもらいたい」と、地域猫事業への期待を語っている。
| 愛護関係のニュース | 16:49 | comments(0) | trackbacks(0) |









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