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NPO法人 葛飾区・江戸川区・地域ねこの会 ブログ

特定非営利活動法人 葛飾区・江戸川区・地域ねこの会の活動をご紹介します。
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猫・犬殺処分問題 県愛護センター、命救う譲り渡し /和歌山
◇07年度に3866匹、10年で半減目指す−−チップ埋め込みも一策
 家庭でペットが可愛がられている一方、県動物愛護センター(紀美野町)では、07年度に猫2750匹、犬1116頭が殺処分された。県は動物愛護管理推進計画を策定し、08年度から10年間で殺処分数の半減を目指している。現状と課題を探った。【福沢光一】

 「ここに送られて来ないのが一番良いのだが……」。和歌山市を除く県内の捨て猫や犬を引き取る同センター業務課長の坂口勝規さん(46)が雑種犬のリクを抱き寄せた。リクも殺処分される予定だったが、人に従順だったため、イベントなどで来場者と触れ合う犬として生き残った。

 ただ、リクのような存在はまれだ。送られた猫の9割以上、犬の約8割は、主に餌代や人件費の問題から1週間前後で二酸化炭素ガスで殺処分となる。環境省によると、全国では04年度に約42万匹が施設に収容され、94%の約39万5000匹の猫・犬が殺処分された。

 センターは開設当初から定期的に、収容された猫・犬を希望者に引き取ってもらう譲渡講習会を開催。家族単位で講習を受けてもらい、全員が飼育に同意しているか▽住居は飼育が可能か−−などを審査し、無料で譲る。しかし、07年度の受講者は198組で、譲渡された猫は12匹、犬は128頭にとどまる。坂口さんは「ホームページや県の広報紙でPRしているが、制度を知らない人も多い。また、猫や犬は子どものうちに店で買い求める傾向が強い」と言う。

 譲り渡しのほかに、普及が期待されるのは、愛猫や愛犬の首の後ろにマイクロチップを埋め込む方法。読み取り器を首の後ろにかざすと、飼い主の連絡先が分かる。センターにも06年、紀の川市で動物病院を開く獣医師の森真隆さん(46)から読み取り器2台が贈られた。だが、これまで猫・犬それぞれ約100匹に読み取り器を使ってみたが、チップの反応はなかった。森さんは「行政の啓発が行き届いていない。チップを埋める手術費は数千〜1万円前後。普及すれば殺処分は確実に減る」と指摘する。

 一方、飼い主側の意識の問題も大きい。センターにはペットの殺処分を依頼する人が後を絶たない。坂口さんは「末期に近づき、衰弱する姿を見て安楽死を求めてくる」と話す。森さんの動物病院では安楽死の依頼を断っている。森さんは言う。「『助からないなら安楽死させてほしい』というのは本当の愛情でしょうか。最期まで精いっぱい付き合ってほしいです」

毎日新聞 2009年2月1日 地方版

| 愛護関係のニュース | 13:10 | comments(0) | trackbacks(0) |









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